facebook X instagram Line facebook

最新情報おかやまを楽しむための
おすすめ情報

\岡山市造山古墳ビジターセンターの来館者数が10万人を達成しました!/

最新情報
\岡山市造山古墳ビジターセンターの来館者数が10万人を達成しました!/
5世紀初頭に築造された当時最大級の前方後円墳で、日本遺産「『桃太郎伝説』の生まれたまち おかやま」の構成文化財の一つである造山古墳の近くに立地する岡山市造山古墳ビジターセンター(岡山市北区新庄下)の来館者数が、令和7年8月17日(日)に10万人を達成しました。

造山古墳ビジターセンターは岡山市が整備し、令和2年4月にオープン。出土品のレプリカや古墳にまつわる興味深い展示をはじめ、地元住民らでつくる「造山古墳蘇生会」のメンバーが常駐し、ガイドや「造山古墳マルシェ」の企画・開催などを通して、造山古墳群の歴史的価値を発信しています。

記念すべき10万人目となったのは高松市から旅行で訪れたご夫婦で、記念セレモニーでは大森雅夫・岡山市長や造山古墳蘇生会の定廣好和会長から認定証や古墳グッズなど記念品が贈呈されました。また、前後賞もあり、埼玉県から訪れた親子連れらが岡山県産米のプレゼントに大喜び。造山古墳の愛すべきキャラクター「つくりやマン」もお祝いに駆けつけ、温かく和やかな雰囲気に包まれたセレモニーとなりました。

大森市長は「思った以上に早く達成できたのは、蘇生会のみなさんや関係者のご尽力のおかげです」と感謝を述べるとともに、造山古墳について「5世紀初頭につくられ、当時最大級の前方後円墳だったことなどがわかってきました。古墳は権力、権威の象徴であり、1600年前にこの地に大きな力があったことを世の中に示していく拠点になる古墳」と強調。2世紀後半の楯築遺跡(倉敷市)、3世紀後半の浦間茶臼山古墳(岡山市東区)、造山古墳、作山古墳(総社市)とストーリーが描ける状況になったことにも触れながら、「今、世の中に問いかけている『新たな倭国論』を発信し、子どもたちが誇れる岡山をつくっていきたい」と語りました。

岡山市では造山古墳と6基の陪塚のVR動画制作を進めており、完成後は造山古墳ビジターセンターで視聴できる予定です。吉備の歴史ロマンを堪能できるスポットですので、ぜひ訪ねてみてください!
PAGE TOP